- 相談スキルの基礎から問題解決力まで総合的に学ぶ
- 相談とは、相手の悩みや問題を聞き、解決を図ることです。
問題の解決が円滑となるには、「ちゃんと聞く」「相手に合わせる」「解決への正しい順番で考える」ことが大切です。
この研修では、相談が円滑に効果的に行われるための技術を、知識ではなくすぐに使えるスキルとして、体感で基本から身につけることができます。
- 概要
- 相談に関するスキルをコミュニケーションの基礎から、相談相手の欲求の分析、対立の解消、問題解決の手法までを総合的に学ぶ。
- 特徴
- ・相談が効果的に円滑に行う事ができる具体的なスキルが身につく。
・知識や理論・体系の座学ではなく、実際に使う思考法や行動・手法が身につく。
・福祉の職場の実際の場面やテーマを扱い、現場活用できるテーマで研修に取り組むことができる。
(研修で修得・活用する手法や技術などについては、ページ下部「参考情報」もご覧下さい)
- 対象
- 相談業務を行う福祉職場の方
- 時間
- 3日 (1日 8時間 昼食・休憩含む) 相談スキル研修 [標準コース]
1.タイプ別コミュニケーション編 1日
2.問題解決編 1日
3.対立解消編 1日
- 定員
- 6~24名
- プログラム概要
- [タイプ別コミュニケーション編][1日]
相談相手の心理タイプを踏まえた、円滑な相談コミュニケーション
・コミュニケーションの基礎を再確認(聴く、問う)
演習 聴き方の基本、問い方の基本
・心理タイプを理解する
演習 現在の心理タイプ(心のエネルギー状態:TA)を把握する。
・相手の心理タイプを読み取る(心理タイプ別の発言、行動、態度)
演習 相手の心理タイプを読み取る
・心理タイプ別の相談コミュニケーション
(信頼構築、問いかけ、思いの聴き取りを円滑にする)
演習 心理タイプ別に相談コミュニケーションを実践する
[問題解決編][1日]
相談における問題解決の方法、プロセスを理解する
・問題解決の基礎(相談で問題を解決するには)
・問題の捉え方と解決プロセス
・問題解決へのプロセスを支援する
・現状を把握する方法
演習 現状を理解する
・理想の状態を把握する方法
演習 理想状態を把握する
・問題を探究する考え方と探究方法
演習 問題の根本原因を探求する
・問題解決への対応策と行動のための計画立案
演習 問題を解決する対応策と計画の立案を行う
・問題解決への行動を促す
[対立解消編][1日]
相談の対立問題への対応スキルを理解する
・対立解消の基本、合意形成へのプロセス
演習 体感で簡単な対立状態を理解する
・対立解消への質問技法
演習 対立状態の中心を明らかにする
・対立の構造と対立解消ツール
(対立を論理的に捉えて、解消への整理を図る構造化ツールを理解する)
演習 対立状況を対立解消ツールを使って解決する
・対立解消への表現法を理解する
演習 対立状況を分離するための事実と感情を分離法を活用する
・対立解消への具体策を策定する
演習 対立解消の具体策の策定
- 備考
- プログラムの詳細やご要望などは、お問い合わせ下さい。