サーバントリーダーに見られる特性を伸ばす。
特性に着目して、伸ばす方法について触れて行きます。
今回は、気づき について。
「盲点」といった言葉があります。
人の見落としがちなところ、という意味です。
見落とす、見落としがちということは、見落としていない、気づいている人もいます。
では、気づくためにはどうすれば良いか
考え方としては、例えばラジオを考えてみましょう。
放送を聞くには、
アンテナを広げて設置する。
ラジオをチューニングする
これで放送が聴けます。最近は性能の良いアンテナでチューニングも全部自動だったりします。
私が中学校の頃は、BCLなんて流行っていました。(現在では死語でしょう)
世界中の短波放送を日本で聞いてわくわくしたものです。
このとき設置したアンテナは、ちょっと長めに張って20メートルくらい渡していました。
ラジオもそのままだと「ザー」という音だけです。
微弱な電波を大きなアンテナで受け止めて、ダイヤルを回してチューニングします。
最近では、小さな強力なアンテナで、自動的にぴったり受信します。
話を戻しましょう。
見落としがちな人は、気づきのアンテナの性能を良くしなければなりません。
また、気づきの対象を拾うことができるようチューニングをしなければなりません。
アンテナとチューニング、磨くことができます。
例えば、1点をずっと観察する練習、そして1点だけではなく全体を同時に観察する練習。
対象は何であれ、このような練習をすると気づきの力は高くなってきます。