アイスブレイク(14)アイスブレイクのゴール

アイスブレイクアイスブレイクを行う際、どのようなゴールを思い浮かべていますか。

なんとなくリラックスする、というゴールでも良いかもしれません。

せっかくアイスブレイクを行うのであれば、ゴールを設定した方が良いです。

ゴールだけと言うよりは、

 目的 ゴール

を決めて、アイスブレイクの内容を決めた方が良いでしょう。

アイスブレイクと言っても様々な種類があります。
がんがん体を動かすモノから、ちょっとだけ意識を向けるもの。
大人数で行うもの、1人でもできるもの。

アイスブレイクを使う目的としては、例えば
 ・会議を円滑に行いたい
 ・研修を円滑に行いたい
 ・顔見知りが多いので少しでも慣れておきたい
と言った、アイスブレイクの外側の目的を勘案したものや、それよりも焦点を絞った目的もあります。

そして、ゴールとしては、
 ・口を開かせればOK
 ・内に向いている気持ちを外に向ける(他人に注意や関心を向ける)
 ・研修に向けて、体を少しリラックスさせる
等となるでしょう。
特にゴールは、次へと繋がる状態になっていると良いでしょう。
アイスブレイクだけ盛り上がって、それに続く本編のつながりがぎくしゃくすると本編がうまく流れなくなることもあります。

このように、目的とゴールを踏まえてアイスブレイクのテーマ・内容を実施すると良い効果が得られます。
うろ覚えですが、落語でもお客さんの反応を見て枕を変えることもあるとか。
世阿弥の風姿花伝にも、場の雰囲気を見て対応するとのこと。

本編が円滑に進行して、目的を達成できるように、目的とゴールを考えてアイスブレイクの引き出しを多くしてはいかがでしょうか。