- 地域ケア会議特有の多様な会議の進行スキルを体験から学ぶ
- 地域ケア会議は、多様な関係者による問題解決と合意形成、情報共有が必要な会議です。
「地域ケア会議ファシリテーション研修」は、地域ケア会議の運営や進行を円滑・効果的に実践できるよう、「知識でなく、すぐに活用できる会議運営スキル」を体験演習で身につけます。
この研修で身につけた技術を活用することで、様々なパターンの地域ケア会議において、
「円滑な会議進行」「意見を引き出す」「話しがまとまる」「問題解決につながる」ようになります。
GShiftでは、 10年以上多くの自治体や企業、福祉・医療などの分野において、様々な会議のファシリテーション研修を行っております。
本研修は、自治体様からのケア会議向けファシリテーション技術のスキルアップの多くのご要望にお応えするための内容として、10年以上の経験に基づいて構成されています。
会議の進行技術は、マニュアルや知識習得では身につきません。状況に応じた会議の進行演習を行うことが大切です。
会議運営のセオリーや意見の引き出し、まとめへの言葉がけなどを実際に体験して、会議参加者と会議の場がどのように反応するかを実際に見聞きして理解することが、会議進行技術の向上に役立ちます。
この研修は、地域ケア会議に関する専門知識を得る研修ではありません。
会議進行役(ファシリテーター)が会議で具体的にどのように発言し、進行させれば地域ケア会議が円滑となるかといった、会議運営スキルが身につく研修です。
- 概要
- 地域ケア会議における、様々な会議を運営するためのスキルを多様な会議演習体験を通して学びます。
- 特徴
- ・地域ケア会議の基礎となる、多様な会議ファシリテーションの進行法が演習体験を通して学べます。
(会議運営の基本、発散型、整理型、探究型、問題解決型、行動計画型、報告型など)
・地域ケア会議で活用できる、ファシリテーションの効果を高める周辺技術を体験から学べる。
(ファシリテーショングラフィック、アイスブレイク、問題解決法、問題探究法、合意形成法など)
・職場ですぐに実践できるよう、各自が活用への行動を起こす工夫がされています。
(行動を起こすポイント、活用ポイントの自主設定)
・人々が集う場における、リードする方法やマネジメントスキルも習得できます。
(研修で修得・活用する手法や技術などについては、ページ下部「参考情報」もご覧下さい)
- 対象
- 地域ケア会議 主催者 または 参加者(地域生活支援センター職員、保健師、社会福祉士、主任ケアマネージャーなど)
- 時間
- 2日 (1日 8時間 昼食・休憩含む) [標準コース]
(2日間連続日程、1日(1日目)+1日(2日目)や1日コース(基礎編)も可)
- 定員
- 6~35名
- プログラム概要[標準コース]
- [1日目]
地域ケア会議の会議・話し合いのタイプとポイント
演習 会議・話し合いのタイプを理解する
ファシリテーションスキル解説
プロセス、 基礎技術、 役割、 議長などとの相違
演習 会議進行(ファシリテーション)の基本パターンを身につける
会議進行の基本プロセス(ファシリテーションプロセス) 、進行(質問・介入)のポイント
演習 会議進行の基本プロセスを使う
会議進行を円滑にする板書(ファシリテーショングラフィック)の基本
演習 話しを広げて共有する(発散)話し合いをファシリテートす
[2日目]
演習 話し合いを整理・共有する(板書ツールを使った会議の整理)
問題解決のファシリテーションのポイント
話しを深掘りする時の、話し合い・会議のポイント
演習 探究する話し合いをファシリテートする
合意形成のファシリテーションのポイント
解決案を策定・評価する時の、話し合い・会議のポイント
演習 解決など案を決める話し合いをファシリテートする
計画策定や政策提言をする時の、話し合い・会議のポイント
演習 政策提言、計画などを立案する話し合いをファシリテートする - 研修資料例
- 地域ケア会議向けのファシリテーションの基本や様々なポイント、具体的技術(発散、収束、介入、場づくり等々)に関する情報を知識と体験で修得します。
- 研修実施情報など
- 地域ケア会議ファシリテーション研修は、栃木県保健福祉部、鳥取県東部福祉保健事務所、相模原市高齢者支援課などの実績がございます。
相模原市高齢者支援課での地域ケア会議ファシリテーション研修の様子《概要ご紹介》
- 備考
- プログラムの詳細やご要望などは、お問い合わせ下さい。