会議ファシリテーション3番目のステップは、「まとめる」です。
このステップでは、広げた話題を集約してゆきます。
○概要
メンバーが主役となり、話題を何らかの考え方でまとめてゆきます。
○ポイント
ファシリテーター
1.分けるステップのきっかけを作ります。もしくはきっかけをメンバーに
意識してもらいます。
2.メンバーの要望があった時に分ける支援を行います。
(分ける考え方等)
3.ルール等を守ってもらうこと等、場を保持することを続行します。
書記
1.整理に役立つように、マーキングや関連性の表記に留意して板書を
続けます。
メンバー
1.出てきた話題を、可能な限り切り捨てることなく分けてゆきます。
2.分け方のアイデア、考え方を示します。
タイムキーパー
1.時間の報告を行う
ファシリテーターの指示通り時間の報告を行います。
(5分前、予定時間経過時 等)
2.メンバーと同等の役割を担います。
○コメント
深い整理の手前の、非常にシンプルに「まとめる」ステップについて触れました。
話題は広がるだけ広がると、収縮してゆきます。
但し、収縮の機会を失うとあらぬ方向に発散してゆくかもしれません。
「広がる」流れから「まとめる」流れが意識できて、参加している皆さんが会議の場
という船の船頭や漕ぎ手のように感じられれば、わけるコトも難しくは無いと思い
ます。