ファシリテーションの研修、ワークショップを体験すると、ファシリテーターの役割に戸惑いを覚える人が多くいらっしゃいます。
それでも、一歩引いた位置で、場や人の支援と促進を体感すると、
「なじめなかったやり方・考え方が判ってき始めている」
といった気づきに繋がります。
ファシリテーションを初めて学ぶ体験する方にとっては、文字情報だけだと伝わりづらいことが多くありますが、「こんな人」と言えば少しは判りやすいかもしれません。
ファシリテーターとは、例えば、
・長老のように全体を見守って必要最低限の時だけ何かする
・黒子のように普段は隠れているが準備万端整える
・宴会部長のように人が盛り上がる、宴会が進むのをサポートする
ような側面があります。
こんな例えもあります。
・ライフセーバーのようにじっと黙って見ていて、いざというときは頼りになる
・砂場で遊ぶ子どものお母さんのように、優しく見守って、その子に危険が無いようにする
ファシリテーターでは無い動きとしては、
・自分で言ってまとめる議長
・何もしないでずっと傍観している監督者
のような例えが挙げられます。
ファシリテーターの立ち位置、例え、考えてみると面白いと思います。