ファシリテーショングラフィック(03)流れ

ファシリテーショングラフィック会議で板書はしていますか?

非常に会議促進の効果があるので、ぜひ板書してみてはいかがでしょうか。

さて、ファシリテーションは話し合いの促進手法、言い換えると会議の促進手法と言えます。

その中の道具の一つとして板書技術をファシリテーショングラフィックと呼んでくくり直した表現をします。

何らかのファシリテーションで有用なグラフィック表現をまとめた側面もあるので、見たような技術もたくさんあります。

ファシリテーショングラフィック(呼びづらければ、「板書」で結構です)を行う際に、何を書いたら良いでしょうか。

こうした方が良いのでは、という案はいろいろあります。

e0007672_11484491.jpgまずはずせないのは、『会議の概要』です。
会議の概要と言っているのは、

テーマ、ゴール、時間・流れ、役割、ルール となります。

続けて、会議の本題を『流れ』に従って書いていきます。
この場合、発言者の「キーワード」を書くと良いです。

何故このようなことをするかというと、『共有』のためです。
副産物として議事録の元ネタにもなると思いますが、主要目的はあくまでも共有です。

会議のプロセスにおいて、議論の経過が全員で共有できていると、会議の生産性が劇的に上がります。

この記事では、グラフィックに絞ってお話をしています。
会議体の定義や進め方のテクニックは別に触れる機会もあると思います。

会議の生産性が上がった結果どのような板書になるかは、写真を参照してください。
弊社の研修等の写真です。

話しの流れに従って書いて、非常に生産的な会議になりました。

ところで、ホワイトボードに書いているとすぐに消さなくてはならなくなります。
こんなところで思考を停止させるのは参加者の時間の無駄遣いですね。大損失です。

写真では、ホワイトボードだけでなく、壁やブラインドにも紙らしきものが貼ってあると思います。
写真例では静電気方式の簡易ホワイトボードを使っています。
ライティングシートと言います。このような道具も使うと会議の生産性が上がります。