ファシリテーターに必要なスキル、次はミーティングデザインのスキルです。
何かしらの会議、ミーティングには目的があると思います。
企画会議、報告会議、検討会議、等々
ここで、単に会議を行うのではなく、事前にミーティングのデザインを行った方が良い会議ができます。
会議やワークショップも含めて活動のデザインと言っても良いかもしれませんが、今回は会議に焦点を当てます。
ミーティングデザインの留意点は例えば以下の通りです。
1.会議の目的、テーマ、ゴール
会議を開催するからには、会議自体の目的、テーマ、ゴールがあると思います。
まずは、目的、テーマ、ゴールを踏まえます。
もしかしたら、そもそも集まる必要は無いかもしれません。
これは、目的、テーマ、ゴールを検討する際に判ってきます。
2.参加者
会議に参加する方は、会議の目的、ゴール、テーマに相応しい方が良いでしょう。
3.手段
目的、テーマ、ゴールに応じたミーティングの手段はいろいろあります。
選ぶ手段としては、例えば以下のものがあります。
対話
伝達
手法の名前で選ぶならば、AI、WorldCafe、FutureSearch等の手法があります。
どちらかと言えば、手法の名前より「目的、テーマ、ゴール」が重要です。
目的、テーマ、ゴールに応じて、グループや個人がどのように理解や共有
が進む動きを行えば良いか考えた流れ(プロセス)の結果が手段となります。
4.グループ
これも、目的、テーマ、ゴールに応じて、グループの人数を決めます。
少人数 × グループ
中規模
大人数
グループ構成は随時変更することもあるでしょう。
例えば、大勢での伝達会の場合は、大人数で1グループでしょう。
大人数でビジョン共有を行う場合、例えば4人グループにして何回も違う
グループで話す方法もあります。
5.場所
開催場所も案外重要です。
部屋によっては、使えない手法が出てきます。
6.時間
使える時間によっても、手法やゴールが変わってきます。
7.文房具
手段によっては、各種の文房具等が必要な場合があります。
このような点に留意しながらミーティングをデザインしてゆきます。