ファシリテーター育成(12)対話技術

ファシリテーター育成ファシリテーターへと育ってゆくことについてまとめています。

ここで触れているファシリテーターとは、

会議の進行役、ワークショップの司会、という意味ではありません。

もう少し幅広く、「ものごとの進行を促して、支援する人」といった意味でつかっています。

特に、企業などの組織活動を念頭に置いています。

さて、今回は対話技術です。

対話と言うと、何を思い出すでしょうか。

1対1、全校対話集会、タウンミーティング等々

広辞苑6版ではこんな感じです。

対話
 向かい合って話すこと。相対して話すこと。二人の人がことばを交わすこと。会話。対談。

近年、対話が非常に注目されてきています。
戦争状態の利害関係者を対話で創造的な解決に導くこともあります。
リーダーシップにおいても対話が重要視されています。

私見になりますが、対話とは、例えば「相手を深く判る話し合い」とでも表現できると思います。

さて、ファシリテーターとしては、

個人として、相手を深く判るような話し合い、ができる技能やコツ

そして、相手を深く判るような話し合い、の場を創り上げる技能やコツ

が必要になると考えています。

対話向けだけの技能ではありませんが、傾聴なども必要です。

対話の場ができると、創造的な結果が生み出される。
そんな事例は、書籍でも出てきています。
例えば「ダイアローグ」「出現する未来」など参考にしてみてはいかがでしょうか。
他にも参考になる書籍は、、、このブログでもご紹介できると思います。