発想と解決(05)否定を意識する

アイデア発想や解決、そもそも何のために行っているのでしょうか。

例えば、、、、

新商品の開発を指示された。
新市場を開拓しなければならない。
斬新な新企画を出したい。
困ったことが起きている。

例えば、こんな感じです。

新商品に新企画、「今までに無い」とはどのような事でしょうか。
こんな言い換えができます。
現状があります。そして、理想となる何かがあると仮定して、理想となる部分が「何だか判らない」状態です。

「困った」とはどのようなことでしょうか。
こんな言い換えができます。
現状があります。そして、現状では満足できていません。「何かが欠けている」状態です。

満たされている肯定状態でなく、否定の状態です。

肯定のいろいろな状態を思い起こすのが、発想であり解決の第一歩です。

そのきっかけの一つは、否定の状態を意識することです。

否定の状態を
  
  「不」をつけて表現してみてみましょう。

不の付く単語、どんなものがあるでしょうか。

不足
不満足
不平

まだまだあります。辞書などを使っても良いでしょう。

○○の市場で、不足している△△は何か?と自ら問いを立ててみて下さい。

発想や解決のきっかけになります。