ファシリテーションに限らず「観察する」ことは非常に大切です。
では、何を観察していますか?
もしかすると、観察ではなく傍観になっているかもしれません。
特に、ファシリテーションを意識して観察についてまとめます。
観察とは
物事の真の姿を間違いなく理解しようとよく見る。
(広辞苑)
漢字に着目すると次のような意味があります。(広辞苑、常用字解)
観
自分の目で実際に確かめる。転じて、自分の判断で処理する意。
みる、みきわめる。くわしくみる。
察
おしはかって考える。おもいやる。同情する。詳しく調べる。(広辞苑)
うかがいみる、みる、あきらかにする、あきらか、かんがえる。
さて、ではファシリテーターとしての、もしくはワークショップや話し合い、研修などの進行役における観察とは何でしょうか。それは、以下のように定められます。
観察
『場の進行、状態の真の姿を理解して(観る、察する)、場の支援と促進に活かす』こと
ということで、ファシリテーターの観察について触れてゆきます。