今回のアイスブレイクは、シンプルなじゃんけんでチームが盛り上がる、そんなアイスブレイクです。
[アイスブレイク]
チームじゃんけん
[人数]
20人程度まで(4の倍数、16人や32人が実施しやすいです)
[手順]
2人のペアでチームを組み、チーム対抗でじゃんけんを行います。
1.チームでじゃんけんを行います。
同じチームの2人は同時には同じ手(ぐー、ちょき、ぱー)を出します。
事前に作戦会議を行います。
2.先に2勝した方が勝ち、等勝敗ルールを説明して開始です。
3.順位をつけるのであれば、2回戦、決勝戦等行います。
アイスブレイクの導入で説明をきちんと行うと、チームワーク向上のきっかけになります。
今回のアイスブレイクは、体感型、会議型のワークショップ等で行うアイスブレイクです。
[アイスブレイク]
統計ライン
[人数]
20人程度まで
[手順]
何かの順番に従って一直線上に並びます。
(誕生日など)
コミュニケーションの制限を加えることで、コミュニケーションの訓練・気付きになります。
また、グループ編成にも使えます。
アイスブレイクを体験したり情報を仕入れたりすることも多いと思います。
そして、気に入ったものはぜひご自分の場面で活用してみてください。
アイスブレイクを自分のものにするには、まねるのも近道かもしれません。
まねをするポイントは、例えば以下のような切り口になるのではないでしょうか。
1.キモ
アイスブレイクには、いろいろあります。
それぞれに狙っているキモの部分があるのが見えると思います。
その部分が達成できるようにまねをするのが一番良いでしょう。
また、キモになる手順もあります。そこを押さえるのが良いでしょう。
例えば、手順を伏せて実行してもらうことで効果のあるアイスブレイクの手順を
事前に説明してしまったら、効果半減です。これは、説明手順がキモになります。
2.手順
アイスブレイクがどのような手順で進んでいるかをまねするのも一手であり、
非常に基本的なまね方です。
3.雰囲気
良かった人の雰囲気をまねると案外良い場合もあります。
「目配りをしていた」とか「テンポ良く離していた」「ここははっきりと言っ
ていた」等の雰囲気もまねる対象になるでしょう。
4.場面
会議で行っていた。研修、ワークショップ、少人数等どのような場面かも
まねる基準になります
5.効果
効果は結果ですのでまねるポイントではありませんが、どのような効果を期待する
からまねるという視点は必要となるでしょう。
6.道具
使っていた道具もまねることができます。
但し、なぜその道具を使っていたかを考えると要不要も判るかもしれません。
7.試す
知識を仕入れても、やはり試さないと使えません。
試す機会をなるべくつくるのも、まねをするポイントでしょう。
まねをするポイントというよりは、身につけるポイントかもしれません。
色々な人のアイスブレイクのやり方や雰囲気を味わったり、自分が試して
失敗してみるのも良いでしょう。
そして、まねをするアイスブレイクを仕入れるには、
1.書籍、WEB
2.受講した研修等の1次体験
3.テレビ番組等の2次体験
4.アイスブレイク向けの勉強会や研修
等があるでしょう。
アイスブレイクを単純に説明するというよりは、まねをして自分のものにするといった視点でまとめてみました。
今回のアイスブレイクは、初対面の人が多い研修や会議形式のワークショップの場で使いやすい、一段深い顔見知りになれる自己紹介のアイスブレイクです。
[アイスブレイク]
確認de自己紹介(小)
[人数]
1グループは4~6人程度、全体は何人でも(50人人程度まで?)
[手順]
自己紹介をして、グループ毎に名簿を作ります。但し、名前を書くのは自分
以外の人です。
手順を踏んで、名簿を書く促しを良いタイミングで行うと、他人の話を聞いていないものだという、気付きが生まれます。
アイスブレイクを行う際、どのようなゴールを思い浮かべていますか。
なんとなくリラックスする、というゴールでも良いかもしれません。
せっかくアイスブレイクを行うのであれば、ゴールを設定した方が良いです。
ゴールだけと言うよりは、
目的 ゴール
を決めて、アイスブレイクの内容を決めた方が良いでしょう。
アイスブレイクと言っても様々な種類があります。
がんがん体を動かすモノから、ちょっとだけ意識を向けるもの。
大人数で行うもの、1人でもできるもの。
アイスブレイクを使う目的としては、例えば
・会議を円滑に行いたい
・研修を円滑に行いたい
・顔見知りが多いので少しでも慣れておきたい
と言った、アイスブレイクの外側の目的を勘案したものや、それよりも焦点を絞った目的もあります。
そして、ゴールとしては、
・口を開かせればOK
・内に向いている気持ちを外に向ける(他人に注意や関心を向ける)
・研修に向けて、体を少しリラックスさせる
等となるでしょう。
特にゴールは、次へと繋がる状態になっていると良いでしょう。
アイスブレイクだけ盛り上がって、それに続く本編のつながりがぎくしゃくすると本編がうまく流れなくなることもあります。
このように、目的とゴールを踏まえてアイスブレイクのテーマ・内容を実施すると良い効果が得られます。
うろ覚えですが、落語でもお客さんの反応を見て枕を変えることもあるとか。
世阿弥の風姿花伝にも、場の雰囲気を見て対応するとのこと。
本編が円滑に進行して、目的を達成できるように、目的とゴールを考えてアイスブレイクの引き出しを多くしてはいかがでしょうか。
今回のアイスブレイクは、会議で使いやすい、チェックインのバリエーションの一つとも言えるアイスブレイクです。
[アイスブレイク]
ネタつっこみ
[人数]
20人程度まで
[手順]
会議の議題について、今感じているコトをコメントをします。
(これだけですが注意ポイントがあります)
ルールは
1.その時の素直な会議の議題へのコメント(突っ込み) などいくつか
研修テーマによっては、意識付けのため有効なアイスブレイクです。
少し不思議なアイスブレイクを一つ。
とても簡単です。会議の前や雑談時などにお試し下さい。
[アイスブレイク]
呪われた薬指
[人数]
何人でも(1人でもOK)
[手順]
必ず、全員が足並みをそろえて行ってください。
1.左手をパーに開きます。
2.右手の親指と人差し指で、左手の親指の先を軽くつまみます。
3.左手の人差し指から小指に向って、指を一つづつ
1から5まで数えながらつまみます。
4.頭の中で好きな数字を思い浮かべます。
5.再度、親指側・小指側どちらの方向でもよいので、
好きな数字の分だけ数えながらつまみます。
6.もう一度、上記〔5〕を繰り返します。
(思い浮かべた数字は変えない)
7.最後に、数字の「2」を思い浮かべ、小指側に向って
数えながらつまんでください。
8.周りの人を確認してもらう。
ちょっと不思議な感じがして終わりです。
今回のアイスブレイクは、少し体を動かして、脳も元気になるアイスブレイクです。
[アイスブレイク]
ゴリラ
[人数]
何人でも
[手順]
ゴリラが胸を叩くような動作をします。
1.手を広げて、「ぐー」で右手、左手とリズミカルに胸をドンドンと叩きます。
2.広げた状態では「ぱー」にします。胸を叩くときは「ぐー」
で叩きます。これも、ドンドンと叩きます。
3.手を変えて続けます
手の変え方がポイントです。
今回のアイスブレイクは、会議でも気軽に使える、そして案外奥の深いアイスブレイクです。
[アイスブレイク]
チェックイン
[人数]
20人程度まで
[概要]
一人ずつ場に臨んでのコメントをします。
(参加意識が高まる工夫にも注意してみて下さい)
IT畑の方は、RCS(Rivision Control System)のチェックイン、チェックアウトの概念と相似しているので、理解の助けになるかもしれません。
研修やワークショップ、話し合いなど、かなり良く使われる手法です。
今回のアイスブレイクは、一人で行う脳トレーニングをアイスブレイクとするものです。
本当に一人で行っても良いのですが、大人数でのアイスブレイクにも使えます。
[アイスブレイク]
一人じゃんけん
[人数]
制限なし
[手順]
1.一人じゃんけんの方法を説明します。
・どちらかを先に出し、テンポ良く後追いで別の手を出す。
2.ルールを追加するなどして続けます