かかわり(04)人情

kakawariかかわりの第4回です。

前回、人情という言葉が出てきました。

人情(広辞苑)
 自然に備わる人間の愛情。いつくしみ。なさけ。
 人心の自然の動き。

長屋話で、人情のいろいろが出てきます。笑ったり、ほろりとしたり。
ちょっと間抜けだけど憎めないとかとか、、、

五常においては、仁にあたるところが色濃くでています。

さて、人間性未来論において  人情とは、

余計なおせっかい   である。としています。

かなり面白い見方です。
人と人とのコミュニケーション、だれかが何かを他人に働きかけると(もしくは働きかけなくても、無言で居るだけでも)、相手に影響を与えます。

その影響は、おせっかいと言い換えても良いかもしれません。

では、余計なおせっかいなので、無くせばよいかと言うと、、、、、無くしすぎているのが現代社会なのかもしれません。

この、   余計なおせっかい   が、人情、人間性の大きな部分だと考えるのは非常に面白いと感じています。
いかがでしょうか。

いきなり「余計なおせっかい」が大切なのだと言われても、、、、という感じかもしれません。

少し変えて   「心地よいおせっかい」くらいにしておきましょうか。