かかわりに関する第3回です。
人間性という単語があります。
人間性
人間としての本性、人間らしさ(広辞苑)
なんだか判ったような判らないような、、、、、抽象的、高尚な響きの言葉ですね。
人間性未来論という本があります。
後日ご紹介しようとしておりますが、この中に「人間性」を大胆に言い換えた部分があります。
人間性とは、人情である。 (完全には重ならないだろうが、、、)
とても同意できるところです。
「人間性を高めよう」という、誰もが否定できないような理想が掲げられる時があります。
ではどのような点を高めれば良いのかと言うと、戸惑いを覚えることがあります。
仁、義、礼、智、信の五常、を足がかりにするのも一つの手がかりでしょう。
マズローが始祖となる、人間性心理学に依拠するのも良いかもしれません。
人と人とのかかわりにおいて人間性を考えるならば、人間性は人情であるとの大胆な言い換えは、人間性を高める手がかりとなる点で頼りになる考え方と思えます。