サーバントリーダーの10の特徴についてコメントしています。
最後の10番目は、コミュニティづくり Building community です。
言葉を確認してみましょう。
コミュニティ、community という言葉、よく聞きませんか。
地域コミュニティ、SNSのコミュニティ などなど、、、
広辞苑では、
コミュニティー【community】
・一定の地域に居住し、共属感情を持つ人々の集団。地域社会。共同体。
・アメリカの社会学者マキヴァーの設定した社会集団の類型。個人を全面的に吸収する社会集団。家族・村落など。
・一地域内に何らかの関係をもって生活するすべての生物個体群。生態学の研究対象。植物だけの場合には群落という。
コウビルドでは、
community
The community is all the people who live in a particular area or place.
A particular community is a group of people who are similar in some way.
Community is friendship between different people or groups, and a sense of having something in common.
居住地も含めて、「同じ」といった感覚を持てる集団といったところでしょう。
広辞苑では、共属意識と表現されています。
共続意識を持てる集団、とはかなり難しい表現です。
私たちは、コミュニティとは「居場所」のようなものと考えています。
さて、サーバントリーダーにおける10番目の特徴、コミュニティづくりとは、
組織の目的や目標へと向かうことのできる仲間意識作りができること、です。
仲間意識ができる結果、仲間のいるところの居場所ができます。ちなみに、居場所作りでは、ちょっと見当がつきませんね。
さて、コミュニティ作りが特徴としてあげられる理由です。
グリーンリーフが直接触れている訳ではありませんが、組織が向上するには学び続けることが重要だということが判ってきています。
学習する組織です。
また、正統的周辺参加、実践コミュニティ(コミュニティオブプラクティス)といった考え方があります。
組織が成果を上げる方法として、指示命令系統ではなく、ゆるやかなコミュニティ作りを行うといった方法をとる考え方です。
実践コミュニティが形づくられるためには、お世話をする人が必要です。
サーバントリーダーには、実践コミュニティと厳密に当てはまるかは別として、仲間意識を育むことが必要とされています。