ビジョン共有について、第11回です。
ビジョンを共有する際、
作る といった段階の次に、 伝える とった段階も出てきます。
人数や時期、地理的な広がりなどの要因で、ビジョン作成と共有の場にいることができない場合です。
単なる伝達ではなく、しみこんで欲しいとの思いから「浸透」といった言葉も使われます。
ビジョンを浸透させる際、どのような点に気をつければ良いでしょうか。
それは、言葉そのものに隠されています。
それは、とある考えが自分の中に「浸透」するにはどうなっていれば良いか、を考えることにあります。
浸透とは、そもそもどうなっていることが浸透なのか、そこが明確になれば目標化していろいろな手段を使うのが良いでしょう。
浸透の目標化ができたならば、
例えば
経営層が行脚して語り伝える
ビジョンを共有したリーダーが各職場で伝える
各職場でビジョンを理解する対話を重ねる
クレドカードといった目に見えるものを活用する
現状の行動とビジョンを照らし合わせてみる
このようなやり方があります。
ツールとしては、ダイアログやAI,ワールドカフェやクレドといったことにもなるでしょう。
様々なツールはあるのですが、思いが多くの人に浸透するには、
浸透の機会
浸透への時間
が必要です。