ビジョン共有の方法(15)ビジョンの浸透2

ビジョン共有ビジョン共有、その方法などについて触れています。

「ビジョンが浸透しないんですよ」とご相談をうけることがあります。

いろいろととりまとめや話し合い、標語化、カードといった手法も活用されています。

ビジョンといった抽象的な単語でなくても、何かの思いとか考え方ということで

自分の会社は将来どうなりたいのか
   ・・・会社や組織のビジョンなど

災害が起こったときにどうすれば良いのか
   ・・ 防災意識ですね

次の5年はどのように事業を行うか
   ・・・ 中期事業計画です

この町で10年後どのように暮らしていたいか
   ・・町づくりビジョンですね、防災のビジョンも同時に考えるかも
     しれません

こういった思いについて、「だれが」「どのように」なっていれば浸透していることになるでしょうか。

答えは様々なです。

単純に知っているだけ
意味を理解し共有している
普段の活動がビジョン実現に向かっている

例えばこんな「どのように」感、ゴール感があります。

ビジョン浸透でまず大切なのは(ビジョンの浸透に限らないのですが)

ゴールを定めることです。

もう一つは、意識を共有し行動となる、ことです。

共有と行動のための手段として、

 少人数からじわじわ広げる対話  や
 行動憲章/クレド

といった意識と行動に関連する手段・ツールがあります。

浸透の人数、組織、地理的な広さ、時間、程度などを考えていろいろ思案ができます。

意識共有と自発行動を生み出すことを念頭に置くと、いろいろなアイデアが出てきます。