ストレングスファインダー2 強みを見つける

ストレングスファインダーストレングスファインダー、書籍を買った人はアセスメントツールを行ったかもしれません。

そして自分が「最上志向」等々の強みが出てきます。

5つ強みを見つけて終わり、、、、でも良いかもしれません。
しかし、ストレングスファインダーの使い方としては非常にもったいないです。

強みを活かす方法、例えば次の通りです。

自分の強みに関する解説を読んで気になったキーワードがあると思います。

1.気になったところに線を引いてみて下さい。(文でもキーワードでもかまいません)

2.文の場合はさらに何か短いキーワードに分割してみて下さい。

3.キーワードを大きめのポストイットに書き出してみましょう。
  20~30枚くらいになるかもしれません。

4.分類してみましょう。
  分類の切り口は、自分の直感で結構です。

この後は、細かく合従連衡が出てくると思います。
抽象と具体を何回か行き来すると良いでしょう。

どこかの時点で、 「はっ」 と気がつく時が来ると思います。

それが、自分の強み、強みに関係した何かの扉になるでしょう。

ストレングスファインダー1

ストレングスファインダー「さあ、才能に目覚めよう」という書籍があります。

この書籍に掲載されているツールが

『ストレングス・ファインダー』 です。

その名の通り、自分の強みを見つけるツールです。
1冊に1ID付与されていますので、書籍を購入して試してみてください。
ちなみに ≪サイトはこちら≫ です。

WEB上で180問、おおよそ30分の設問に答えると、自分の強みが表示されます。

これが、200万人ものデータに基づく結果となります。

強みの34の資質は、4つの資質群に分類されています。

「関係資質群」
コミュニケーション 共感性 親密性 包含 個別化 責任感 調和性

「影響資質群」
指令性 ポジティブ 最上志向 成長促進 競争性 社交性

「動機資質群」
達成欲 活発性 適応性 信念 規律性 目標志向 回復志向 自己確信 自我

「思考資質群」
分析思考 アレンジ 運命志向 原点思考 慎重さ 公平性 未来志向 着想 
収集心 内省 学習欲 戦略性

それぞれの解説は、書籍を参考にしてください。
また、自分の5つの強みについては、WEB上でも書籍と同じ解説を読むことができます。

つまり、このツールを使うと、
——
あなたの「自分だけの特長的な資質」・・・・
 コミュニケーション
  ・・・・(等々)
——
といった説明が出てきます。

ここまでで終わって、結果を読むだけだと、単にどこにでもあるような性格分析を読んでおしまい。こんなパターンです。

自分の強みを職場や生活に活かすには、さらに工夫が必要です。

例えば、5つ強みの説明の文章、強みを活かすための文章をヒントに自分の強みへの気付きを精錬させた上で実生活に活かします。

リーダーシップの開発等で行われる手法です。

具体的には、気になるキーワードをピックアップして考えを何回か発散、集束、マッピングすると自分の核となる強みが出てきます。

核となる強みが出た後は、日常生活や職場の生活の物差しに使うと良いでしょう。

試してみてはいかがでしょうか。

ちなみに、私の強みには「最上志向」「学習欲」があるようです。。。

徳性アセスメント(VIA-IS)

徳性アセスメント良い生き方を科学的に考える「ポジティブ心理学」では、ポジティブな感情や強みについて研究を行っています。

ペンシルベニア大学のクリストファー・ピーターソン教授や、マーティン・セリグマン教授は、生き方の原則(VIA : Values in Action)研究所でこういった研究を行っています。

この研究所では、徳性や美徳について計測できるよう

強みとしての徳性に関するVIA分類法   を開発し、実践研究を続けています。

略して、VIA-IS (VIA Inventory of Strengths)です。

VIA-ISでは、徳性を抽象度の高い6つの美徳にまとめられた24の強みとして分類しています。

6種の美徳、24の強みとしての徳性を見てみましょう。

1.知恵
  ① 創造性
  ② 好奇心
  ③ 向学心
  ④ 柔軟性
  ⑤ 大局観

2.勇気
  ⑥ 真情(誠実さ)
  ⑦ 勇敢さ
  ⑧ 忍耐力
  ⑨ 熱意

3.人間性
  ⑩ 親切心
  ⑪ 愛情
  ⑫ 社会的知能

4.正義
  ⑬ 公平さ
  ⑭ リーダーシップ
  ⑮ チームワーク

5.節制
  ⑯ 寛容さ/慈悲心
  ⑰ 慎み深さ/謙虚さ
  ⑱ 思慮深さ
  ⑲ 自己調整

6.超越性
  ⑳ 審美眼
  ㉑ 感謝
  ㉒ 希望
  ㉓ ユーモア
  ㉔ 宗教性/スピリチュアリティ

要約された表題のみ示しました。このような24種の徳性として分類されています。

さてこの分類、自分にはどのような徳性が強く表れているか興味がわくと思います。

日本からでも、日本語でこのアセスメントを使うことができます。無料です。

 http://www.authentichappiness.sas.upenn.edu/

ここを参照下さい。

さて、アセスメントの結果が出ると、どのように扱っていますか?

「ふ~ん」と一読して終わり。だとあまりにももったいないです。

判った強みは活かすことができます。
活かして伸ばして、良い仕事や良い生き方への強い味方になります。

強い味方にするためのヒントは、書籍などが参考になるでしょう。

このブログでも一部紹介できる機会があるかもしれません。

ちなみに私は、
  好奇心、感謝、向学心などが高かったです。

似たようなアセスメントに、以前にもご紹介したストレングスファインダー(SF)があります。

SFはアセスメントのIDが本と一緒ですつまり1人1冊の本の購入が必要ですが、強みの解説が日本語になっています。但し、SFの最新版のバージョン2は英語版のみです。
VIA-ISは無料ですが、詳しい解説は原書にあたった方が良いでしょう。
こういった事情はありますが、使い方によっては非常に有効なツールとなります。