基礎知識 ツール
GROWモデルは、シンプルなのですが、日常的に使えるかなり有用な問題解決の思考方法です。
成り立ちは、ジョン・ウィットモアという方です。この方は、元プロカーレーサーで、ル・マンにも優勝の経験があり、その後英国でビジネスにスポーツコーチングの手法を取り入れた訓練法を導入して高い評価を得た方です。
さて、問題が起こったとき、「問題だぁ」と騒いでもなんの解決にもなりません。
冷静になるべく早く行動を起こした方が良いです。
GROWモデルは、早い行動を起こすヒントとなります。
GROWとは、頭文字です。
G : Goal 目標
R : Reality 現実、現状
O : Options 選択肢、代替戦略案、行動案
W : What, When, Who, Will 行動(何を、いつ、だれが、どんな意志で 行うのか)
問題に対して、この順番に思考を重ねて行動案を策定し、実行します。
但し、上意下達の命令でGROWを並べられても人は動きません、と言うより、動けません。
納得して自分の意志「Will」を持って動けるように全てのプロセスをクリアーするのが良いです。
一人で考えて行動案を出すのであれば、自問自答です。上司から目標を提示されたのであれば、上司とのやりとりでGROWプロセスに沿って両者納得するのが良いでしょう。
何か指示が下った場合でも、GROWの順で確認していくともっと良い行動案が出るかもしれません。
ブログ記事
1.GWORモデル(1) 概要
2.GWORモデル(2) ゴール
3.GWORモデル(3) 現実
4.GWORモデル(4) 選択肢
5.GWORモデル(5) 意志
6.GWORモデル(6) ゴールへの問いかけ1
7.GWORモデル(7) 実践1 問題解決
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(参考書籍)
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