ジーシフトのブログです。
基礎知識やお知らせなど、いろいろと投稿していきます。
株式会社ジーシフト(G・Shift)
Communication Entertainment
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バランススコアカード(BSC)の6番目のステップ
数値目標の設定になります。
前のステップで、業績評価の指標が合意できていることだと思います。
計測できる指標が定まったならば、
いつ時点で
どのレベル
の数値になっているのが良いか、
どのレベルになっているのが戦略に合っているかを定めます。
数値目標を定める上でも、将来(3年後等)どのようになっている仮定か
その上で、次回計測時点(半年先等)でどのようになっているのが良いかを定めます。
数値目標を設定する上でも、衆知を合わせて目標や制限、乗り越える壁を意識するのが良いでしょう。
戦略の合意や策定、数値等の目標など、いたるところで衆知を合わせることが必要です。
衆知を合わせないと、理屈として間違ったり、または偏ったり、参画できない思い入れのないBSCになってしまいます。
古典の力、日本や中国の古典からチームや組織の力を高める言葉に焦点を当てています。
第二十七弾、論語から
義を見てせざるは勇無きなり
行うべき事を前にしながら行わないのは、臆病である。
役職として、役割として、時機として、行うべき事は様々にあります。
やろうと思えばできるのに、「まぁいいかな」という気持ちになることもあります。
しかし、行うべき事を行える時にしていないと、後で後悔することもありますね。
後悔するぐらいであれば、行うべき時にびしっとやる。
さっき、自分が行えば良かった。
さっき、部下に注意すれば良かった。
さっき、グループに喝を入れれば良かった。
行うべき時に、勇気を持って、行いましょう。
ワールドカフェという対話の方法が注目されてきています。
茶飲み話でもするように、気軽に、リラックスして話すことができ、多くの方の話に触れる方法です。
ワールドカフェを使うと、どのようなコトが起こるでしょうか。
ワールドカフェでは、少人数で素直に話せるような場の仕立てをします。
大人数では引っ込み思案の人も、素直に話せる環境だと、ついつい興が乗ってきます。
あれっ、という感じで、つい素直に率直に話してしまう場になる。
これがワールドカフェを使った話し合いで起こることの一つです。
私たちも、ワークショップや研修、対話の会などで良くワールドカフェ形式を活用します。
日本に合うように、場に合うように、かなりのアレンジをしていますが、、、
問題は、理想と現実の差(ギャップ)です
さて、問題を発見する方法、種々あります。
まず、理想も現実も暗黙知としてあれば、「なんとなく」問題だと意識できます。
暗黙知を明確に、様々な考え方で示すことができれば問題は発見しやすくなります。
その一手法を
再度、 「問題は理想と現実の差」です。
差と言うことは、足りていません。
足りていること(理想であること)を否定しています。
漢字にすると 『不』 ですね。(ちょっと遠回りしました)
足りていないという考え方を切り口に、対象を考え直してみると問題点はいろいろと見えてきます。
具体的には、
「不」のつく言葉で考えてみます。
不のつく言葉はいくつも、それこ広辞苑では700位あります。
しかし、そこまでしなくてもピンときたものいくつかで参考になるでしょう。
例えば
不満
不足
不安
不安定
不一致
不可欠
不可視
不平
不信
不満な点は何でしょうか?
などなど、、、
言葉は価値観を反映するものなので、「不○○」として何かの価値観を不足状況で考えてみるというアプローチでも結構です。
連想が広がるかもしれません。
古典の力、日本や中国の古典からチームや組織の力を高める言葉に焦点を当てています。
第二十六弾、明治の仏教家 清沢満之の言葉から
天命に安んじて人事を尽くす
ベストを尽くせとは良く聞かれる言葉です。
また、人事を尽くして天命を待つともよく聞きます。
松井秀喜やイチローのような一流選手が語る、ベストを尽くすことに関しての言葉は、
どんな状況でもベストを尽くす
といった表現になるようです。
自分自身でベストを尽くしたから結果よやってこい、というよりは、
どのような状況であっても、それを受け入れて自分のできうることのベストを尽くす。
今回の言葉の主旨です。
時には流れがある、なにかモノゴトには流れがある、自分の置かれている立場や自社の状況もよくよく考えてみれば流れがある中で何かしらを尽くそうとしています。
尽くすのであれば、置かれている状況の中でベストを尽くす。
この考え方の方が、私には納得できます。