ハラスメント研修

ハラスメント対策への研修を担当させていただくことが多くなりました。

長年、研修やコンサルティングを通して、一人一人の方のコミュニケーション力や思考・行動力、そして協力の手法としてのファシリテーション、創発や合意の場としての大人数でのビジョン共有や問題意識の共有などに取り組んできています。

多くの会社や組織で、コミュニケーションや協働のためのスキルを担当させていただいていると、実はハラスメントの予防を望まれている場合もあります。

ハラスメントは、こじれて表面化すると事件となり、法律家などに任せないといけなくなってしまいます。

このように悪化し露見して、組織としてもダメージが大きくなる前の対処としては、ハラスメントが起こらない、起こりにくくする職場の風土作りが有効だと考えます。

風土作りと言っても難しく考えることはありません。

始めの一歩としては、普段の職場の業務コミュニケーションが、相手を尊重して、相手と自分の役割を果たせるものとなるところから始めれば、良くなってきます。

あとは、率直なコミュニケーションや協働が続くよう、学習する組織や成功循環モデルなどを踏まえた継続の工夫をすれば、個人としての働きがいや組織としての良い結果の出る活動ができるようになります。

このような活動を続けることで、ハラスメントは自然と少なくなってくるでしょう。

ハラスメントに関する法律も施行され、体制を整えることも急務ですが、根本的に起こらないようにする工夫も大切でしょう。

ジーシフトのハラスメント対策は、法令の理解だけではなく、法令などの理解を基礎にした実際の判断や、具体的な思考・行動・協力・コミュニケーション手法が得意分野となります。

法令の知識だけで終わるのでは無く、実践していただけるとうれしいですね。

2019年10月10日 | カテゴリー : 基礎知識 | 投稿者 : hiko