ワールドカフェを使う(03)

ワールドカフェという対話手法、短時間で多くの人の思いに触れることができます。

1テーブルは、4人くらいです。

良く行われるワールドカフェは、1回話し合い(セッション)が終わると、1人ホスト役を残して3人が別々のテーブルに行きます。別のテーブルで2回目のセッションです。

別々のテーブルで、以前行われていることを聞いただけで、他の4人分のエッセンスを受け取ったことになります。
別々のテーブルで4人が集まると言うことは、1人はホスト役、2人目は自分、3人目、4人目は別のテーブルにいた人です。
3、4人目のメンバーもそれぞれ4人分の話題を持っています。

2回目のセッションでは、見知らぬメンバー3人からの話を聞きます。3人はそれぞれ以前のテーブルの話題をしょっています。

2回目のセッションのテーブルでは、4人で話しをしているようで16人分の話題が元になっています。

3回目に、元のテーブルに戻ってきたとします。
戻ってきたみんなは、各自12人分の新しい話題のエッセンスに触れてきています。
3回目のセッションで戻ってきたとすると、元の4人+12人分×4=52人分の話のエッセンスに基づいた話が展開されるわけです。

まさに、ミツバチを介して受粉するかのように話がいろいろな処に拡散します。

ワールドカフェの話し合いで起こる一つは、多くの人の話題にふれることができる、ということです。

2019年11月13日 | カテゴリー : 基礎知識 | 投稿者 : hiko