古典の力、日本や中国の古典からチームや組織の力を高める言葉に焦点を当てています。
第二十一弾、二宮翁夜話から
経文といい経書といい、その「経」という字は、もともと機(はた)の縦糸のことなのだ。縦糸ばかりでは用をなさず、横に日々実行を織り込んで、はじめて織物として役に立つ。
二宮翁夜話は、二宮尊徳の説法の高弟による手控え(記録)です。明治20年から発刊され、現在は昭和33年に現代語訳されたものが入手できます。
さて、ビジネスなど日々活動しているとやり方が書かれた本、他人の情報を参考にすることがあります。
例えば、コトラーの説いたマーケティングの説。などなど、、
ここでは、
知っているだけでは意味が無い、日々実行を重ねることで役に立つ
ことを説いています。
知っているだけで何もしない、のではなく、 知った上で日々実行、 なのが役に立つコツです。