気になる言葉(07)共有

気になる言葉、今回は

 共有

です。

「共有が大切だ」
「情報共有をしよう」

話し合いをしていると、「共有」が大切だという流れになることがあります。

この『共有』という言葉が出た時、

 そもそも、共有って何   という問いを発してみてはいかがでしょうか。

様々な表現がされると思います。

広辞苑で見てみましょう。

共有  二人以上が一つの物を共同して所有すること

判るような判らないような、そんな表現です。

この表現は広辞苑での表現です。
話し合いの場で出てきたキーワードの「共有」、参加者で再定義することをお勧めします。

共有の一般的な答えはあるのでしょうか。
ある、とも無いとも言えます。
複数人で同じものを持つ、ということが一般的な答えかもしれません。但し、話し合いの中で出てきた「共有」は、例えば「同じ部内の全員の人柄・人となりが判ること」なのかもしれません。

皆がピンと来る単語は、皆さん(の組織の)考え方や話し合いや活動における鍵、キーワードとなります。
キーワードを表現し直すと、自分たちの(考え方や話し合いや活動への)ヒントになります。

共有   もそういったキーワードの一つになるでしょう。

このような言葉も集めてみましょう。