習い性、染みついた習慣的な行動様式のことです。
今回は、『内弁慶』です。
本来の内弁慶は、内では威張り散らして外では意気地が無い、ということです。
外面と内面が違うということですね。
こんなことは、ありませんか?
仲間うちでは、わいわい活発な活動に発言をする。
ところが、オフィシャルな、公共的な場では、発言が極端に少なくなる。
仲間うちではこぼれんばかりの笑顔だのに、社の公共的な場では微笑みすら無くなる。
仲間うちと外で、ある程度態度が変わることは普通のことです。
しかし、一言の発言そして微笑みすらも無くなるような内弁慶の現象がおこってしまう組織は、どのような状態でしょうか。
かなりの統制や縛りがあって個性が発揮できない、活力が徐々に無くなって行く可能性が大きいです。
内面まで静かになってきたら、さらに要注意です。
活動や、発言、行動や裁量の自由度についてじっくりと見直してみる必要があるでしょう。