ファシリテーション(06)ルール

Facilitation会議やチーム運営等ファシリテーションを行う際に、
活動の『ルール』を定めた方が良いです。

そして、ルールを守ることに心を砕いた方が良いです。

ルールは、ファシリテーターを救いますし、会議を救います。ということは、メンバーも救います。

ルールを制定するなんて、そんな「大げさな」、とか「面倒」、「ルールを言えない雰囲気」等あると思います。
周知して守ってもらえるのが主旨ですので、守れる状況や自然なチェックができるようになれば良いです。

ただ、「ルールがあって、守ろうと努力する会議」と「ルールが無い、守ろうとしない会議」では、会議の生産性に差が出ます。
一度比べてみてはいかがでしょうか。

さて、ルールの内容やポイントは例えば以下の通りです。
皆さんで合意して、追加したり削ったり、表現を変えたりしてみてください。

●ルール例
・秘密を守る
・話しを最後まで聴く
・犯人捜しをしない
・端的に話す
・全員が発言する
(その他、グループで決めたルール等)

●ポイント
・周知する、合意する、使えるようにする
・「ルール」といわず、「規範」「エチケット」でも良い
・周知・合意のため、会議前に皆やファシリテーターが読み上げても良い
・会議中に意識するために、大きく印刷して掲げておいても良い
・何か脱線が始まったら、ルールに言及したり、指し示すと効果を発揮

ぜひ使ってみてください。