ファシリテーション(07)役割

Facilitationビジネスシーンにおけるファシリテーションに触れています。

今回は、役割についてです。

ビジネスにおけるファシリテーションは、会議形式のファシリテーションが多いでしょう。
ビジョン共有等のワークショップファシリテーションや研修系のファシリテーションもありますね。

さて、会議等のファシリテーションにおける役割は、例えば以下の通りです。

ファシリテーター

 場の促進・支援役です。
 専任のファシリテーターがいる場面はあまり無いと思います。
 議長やリーダーが役割を担っても良いですし、ファシリテーターと名乗らなくても良いでしょう。
 ファシリテーターになりたい訳ではなく、ファシリテーションのもたらす自律性や全員参画
 のメリットを享受する等の目的に沿って動ければ良いと思います。

書記
 
 板書係と言っても良いです。
 板書の目的は、その場・その時点での共有です。
 場の進行と同時に、内容を要約、要約した内容の記載を主に行います。
 労力的には、一番大変かもしれません。
 そして、裏のファシリテーターともなります。

 共有するというコトが非常に重要となりますので、書記は重要な役割です。

 事後に議事録を作る役割は書記の方が担っても良いですが、可能であれば
 別の方が良いと思います。

タイムキーパー

 時間について、報告をする役割です。
 これも、役割を決めて時間を意識できた方が、良い流れの会議になります。

メンバー

 メンバーも大切な役割です。
 実質的な発案や、会議の流れはメンバーが行います。
 メンバー以外の役割の方は、全員メンバーをサポートしています。
 メンバーが場の主役です。

役割の総覧をしてみました。
もう少し詳しく触れてみようと思います。