メンバーの役割について説明します。
○役割
メンバーの役割は『場への参画』です。
会議等のテーマはその時々で変わりますが、会議のテーマとゴールという期待があります。
この期待に応えるのがメンバーの役割です。
メンバー以外の方は食器で表現すると「器」が役割になります。メンバーは「中身」を満たすのが役割となります。
会議の目的に叶うゴールの内容を創り出せるように参画するのが良いでしょう。
器を整えるのは他の方に任せておくとして、メンバーとして気をつけた方が良いポイントがいくつかあります。
ルールにもなっているものもあります。
1.良く聴く
→ 聴く、観察するのが最初です。
2.受け入れる
→ 聴いた内容は、一旦は受け入れましょう
3.短く話す
→ 考えは伝えないと伝わりません。
但し、短く要約して話した方が伝わりやすく、他の方の想像力が
膨らみます。
短いと不安を感じると思いますが、判らなければ質問が出てきます。
また、どんどん率直に質問や発展させる発言の出てくる場の方の方が
活発な場でしょう。
長く話し過ぎると、他人の時間を余計に盗むことになります。
4.思いやる
→ メンバーや役割を持っている方、そして場やゴールを思いやる、
気を遣うようにしてみてください。
自分のその時の思い(発言したい、注意したい、だまっていたい 等)
だけで会議に参加することに比べて、良い場になります。
実は、気を遣うためには観察をしています。
5.真面目に楽しむ
→ 様々な場、会議があると思います。
どのような場でも、無駄な場にすると機会がもったいないです。
真面目に取り組んで、だけど楽しむと、メンバーとして良い参画ができるでしょう。
真面目すぎると堅苦しくなりますね。楽しむだけだと、ふざけるに行きがちかもしれ
ません。
その場を、真面目に面白がってみてください。
○コメント
会議はメンバーが主役です。
主役を引き立たせるために、ファシリテーター、書記、タイムキーパーがいると言っても過言ではありません。
メンバーが中身を創り出さないと誰も創り出しません。
そして、自分だけでなく他のメンバーも参画しないと良い場にはならないでしょう。
そのために、ポイントに気をつけてみてください。
このポイントの次として、発想を広げるポイントや方法、まとめたり整理したりするポイントも出てきます。
これは、役割と言うよりプロセスの部分で解説します。
メンバーのポイント、ぜひ活用してみてください。