会議等のファシリテーションは4つのプロセスに分けて考えます。
Step1 始める
↓
Step2 広げる
↓
Step3 まとめる
↓
Step4 終わる
その第1ステップは「始める」です。
○概要
場づくりを行い、共有します。
○ポイント
ファシリテーター
1.アイスブレイクを行う
2.役割分担を行い、役割を説明する
ファシリテーター、タイムキーパー、書記、メンバー
3.共有事項をメンバーに伝達する
・テーマ、ゴール、目的
・時間(スタート、エンド、時間配分)
・進め方
・ルール
4.伝達事項の確認(合意)をとる
書記
1.板書を行う
・役割、名前(複数グループ時はグループ名等)
・日時
・テーマ、ゴール、目的、時間、進め方
タイムキーパー
1.時間の報告を行う
ファシリテーターの指示通り時間の報告を行います。
(5分前、予定時間経過時 等)
2.共有事項を理解し、合意する
メンバーと同等の役割を担います。
メンバー
1.共有事項を理解する
ファシリテーターの説明を聞き、不明点は質問等を行う。
2.合意する
共有したことについては合意する
○コメント
なんとなく会議が始まる、といったことは多くありませんか。
会議の序盤で、このような場づくりと共有を行っておくと、これから行うことの準備ができます。
また、話し合いの前に場づくりとしてアイスブレイクを行っておくと、場がスムーズに回ります。
場づくりと共有の効果は、場づくりと共有を行った時と行わない時の会議の進み具合を、自分や参加者の言葉にしてもらうとはっきりと判るかもしれません。