ファシリテーション(22)ステップ4 終わる

ファシリテーションファシリテーションの4番目のステップは「終わる」です。
このステップでは、まず『結論を出す』ことを行います。

会議系のファシリテーションで、各種整理ができた後に「さぁ、これで最後」といったキメのステップです。

○概要
 この会議での結論を、ファシリテーターが支援・促進し、メンバーが決めます。
 
○ポイント

ファシリテーター
1.まとめるきっかけを作ります。
2.まとめる方法とゴールを提示します。
  (行動計画を作る、5W1H,6W2H、グループの計画、個人の計画 等)
3.ルール等を守ってもらうこと等、場を保持することを続行します。
4.ファシリテーターは比較的、場に入る感じになります。
5.最後、合意を取ります
6.次のステップへの導入(次回日程や内容、場所)が必要な場合は次回へ繋げます。

書記
1.共有する事項があれば、板書を行います。

メンバー
1.整理に基づいた、決定項目(行動計画等)を各自、もしくはグループで立案します。

タイムキーパー
1.時間の報告を行います
 ファシリテーターの指示通り時間の報告を行います。
  (5分前、予定時間経過時 等)
2.メンバーと同等の役割を担います。

○コメント
前までのステップで整理したことは、この場のゴールに合わせてまとめを行います。
まとめのかたちは、事前に設計した通りで、行動計画や、問題点、企画案、合意案等々の何らかのかたちになります。もしかしたら、時間が足らない等の理由で予定したまとめのかたちにはならないかもしれません。
いずれにしろ、「最後のかたちを決めて合意する」ことが重要です。
これが、行動計画であれば次は行動が重要になります。企画案であれば企画の詳細化となるでしょう。その他様々です。このように、会議や実行等について次につなげます。