ファシリテーション(27)理想型

ファシリテーションファシリテーションを活用した理想のチーム。

どのような姿、活動をイメージできますか?

リーダーがあれこれ指示をしている姿でしょうか。

一つの姿は、以下のような活動イメージだと考えています。
(但し、ファシリテーション、ファシリテーターのイメージが違う場合には、違う活動イメージになります)

自らが考え、自らが動き、支援し合い、チームで目標・目的に向かって活動する。

ファシリテーションスキルを、まずリーダーが活用すると、安心できる場や行動を促進できる場ができます。
これで、安心して相互にモノが言える場になります。
次に、誰かが調子が悪かったり(ミスや体調、業務ペース等)すると支援し合う促しを行います。
これで、お互いを気にかけたり、サポートを行う機運ができます。
さらに、リーダーは目標や目的のみを描いて、本当に必要な時以外はチームに任せるようになります。

こうなると、自分たちで考えて動くようになります。

ファシリテーションは、促進・支援の技術です。
会議の発言一つの促進・支援とも言えます。
そこから始まって、上記の姿はプロジェクトや組織の支援と進化を遂げるということになります。

これが、ファシリテーションの理想型、の一つと考えています。

お気づきになったかもしれませんが、ここまでに至るとリーダーはファシリテーションスキルの活用、というところを脱していて支援の姿勢でモノゴトに当たっていることでしょう。
これは、サーバントリーダーといった姿勢やあり方かもしれません。

カタカナを使わなくても、長老のようにどっしりと後ろで見守っているタイプのリーダーとも言えると考えられます。