GROWモデル(01)概要

GROWコーチングという言葉、かなり広まってきています。
研修なども受講された方もいらっしゃるのではないでしょうか。
日常的にもコーチングスキルを活用されている方も多いことでしょう。

コーチングでよく使われる質問の順番があります。
問題解決の枠組み、フレームワークと言っても良いでしょう。

それが、

GRWOモデル (グローモデル)です。

これは、ビジネス向けのコーチングの創始者と言われる、ジョン・ウィットモア氏が提唱した方法です。

GROW とは

Goal     ゴール    目標
Reality  リアリティ  現実
Options  オプション  行動案 (選択肢と行動案)
Will     ウィル    意志 (実行への具体的行動、意志)

です。

実は、この並びにも意味があります。

問題を考える、解決することにおいて、自分で考えたり他人(コーチ、関係者、同僚など)と話しながら(助言を得ながら)問題解決に取り組むと思います。

GROWの並びは、話す順番、質問する順番、も意味しています。

GROWの流れで話を進めると、問題解決に向けて話の蛇行があまりなく、短時間で良い解決への具体的な行動策が出てきます。