メンタリングの第2回です。
メンタリングとは、
「良き先輩として、対話を通して若手が育つ支援をする」ことです。
良き先輩は、メンターという呼ばれ方をします。
若手は、メンティー、もしくはプロテジェと呼ばれます。
(判りにくいのですが、、、、)
さて、良き先輩として、メンターとしてあるべき機能・役割はいくつか定義されています。
この中で、良き先輩として身につけるべきヒューマンスキルは次のようになります。
1.気づかせて・導くスキル
心を開き、気づきを促進させ、自分や相手のメンタルケアなども行う
カウンセリングスキル
2.自分で考え行動するよう促すスキル
傾聴や観察、質問、問題の整理や解決などを支援する
コーチングスキル
3.教え補足するスキル
相手に合わせた教え方を行う
ティーチングスキル
4.行動が円滑に進むよう促すスキル
行動が進む環境や関係性、目標や目的の設定、改善への支援
ファシリテーションスキル
そして、4種類のスキルを横断する形で、「対話」のスキルも活用していくようになります。
これが完全にできることがメンターである、となると敷居が高いように感じるかもしれません。
しかし、良い先輩を思い返してみると、相談にも乗ってくれる、知らない知識は指導してもらえる、自分の話を良く聞いてもらえる、といったことに気づくかもしれません。
やはり、このようなヒューマンスキルがあることを理解し、徐々にでも身につけるのが、良き先輩への早道となるでしょう。