メンタリング(02)メンタリングのヒューマンスキル

メンタリングメンタリングの第2回です。

メンタリングとは、

「良き先輩として、対話を通して若手が育つ支援をする」ことです。

良き先輩は、メンターという呼ばれ方をします。

若手は、メンティー、もしくはプロテジェと呼ばれます。

(判りにくいのですが、、、、)

さて、良き先輩として、メンターとしてあるべき機能・役割はいくつか定義されています。

この中で、良き先輩として身につけるべきヒューマンスキルは次のようになります。

1.気づかせて・導くスキル

   心を開き、気づきを促進させ、自分や相手のメンタルケアなども行う

     カウンセリングスキル

2.自分で考え行動するよう促すスキル

  傾聴や観察、質問、問題の整理や解決などを支援する

     コーチングスキル

3.教え補足するスキル

  相手に合わせた教え方を行う

     ティーチングスキル

4.行動が円滑に進むよう促すスキル

  行動が進む環境や関係性、目標や目的の設定、改善への支援

     ファシリテーションスキル

そして、4種類のスキルを横断する形で、「対話」のスキルも活用していくようになります。

これが完全にできることがメンターである、となると敷居が高いように感じるかもしれません。

しかし、良い先輩を思い返してみると、相談にも乗ってくれる、知らない知識は指導してもらえる、自分の話を良く聞いてもらえる、といったことに気づくかもしれません。

やはり、このようなヒューマンスキルがあることを理解し、徐々にでも身につけるのが、良き先輩への早道となるでしょう。