育つ嬉しさ・育てる楽しさ(04)北里大学病院の6年間(3)当惑

看護職向けファシリテーション北里大学病院の看護職育成の6年について、研修を担当させて頂く中で判ったきたこと、変わってきたことなど綴っています。

ファシリテーションは、話し合いの進め方の技術として知られています。

確かにその側面は大きいのですが、大きくはものごとの促進や支援に関する技術です。

特に、大人数での話し合いなどのグループワークで、よく使われています。

大人数での話し合いで、参加者の話しが盛り上がって欲しい。
話し合いが、時間内にまとまって欲しい。
多くの人から意見が出てほしい。

といったことに対応できる技術です。

特に今回は、中堅看護職の方がすぐに指導してしまいがちになって発言が出てこない
といった悩みも出て来ていました。

さて、ファシリテーションのスキルを学ぶ研修です。

研修は、滞りなく終わりました。

参加された方も、体験を通してやり方が体の中を一巡りしたところです。

次からは、現場でも使えるぞとなったのですが、、、、、

実は、次に参加された方が覚えた感覚は、当惑でした。

これを聞いたのは、つい先日のことでした。

「そうだったのか、、、、」当時のお話を伺っていて、私たちも当惑し、かつ興味深い状況であったことを知ることができました。

どうなっていたのかは、次回です。