古典の力、日本や中国の古典からチームや組織の力を高める言葉に焦点を当てています。
第二十六弾、明治の仏教家 清沢満之の言葉から
天命に安んじて人事を尽くす
ベストを尽くせとは良く聞かれる言葉です。
また、人事を尽くして天命を待つともよく聞きます。
松井秀喜やイチローのような一流選手が語る、ベストを尽くすことに関しての言葉は、
どんな状況でもベストを尽くす
といった表現になるようです。
自分自身でベストを尽くしたから結果よやってこい、というよりは、
どのような状況であっても、それを受け入れて自分のできうることのベストを尽くす。
今回の言葉の主旨です。
時には流れがある、なにかモノゴトには流れがある、自分の置かれている立場や自社の状況もよくよく考えてみれば流れがある中で何かしらを尽くそうとしています。
尽くすのであれば、置かれている状況の中でベストを尽くす。
この考え方の方が、私には納得できます。