古典の力(29)本読み

古典の力、日本や中国の古典からチームや組織の力を高める言葉に焦点を当てています。

第二十九弾、二宮翁夜話から

道は書物にあるのではなく、行いにある。

下男が芋種を埋めて、その上に芋種と書いた木札を立てた。翁は、札の文字によって芋種を掘り出して、畑に植えて作ればこそ食物になる。
道も同じく目印の書物によって、道を求めて身に行って、はじめて道を得たことになる。そうしなければ、ただの本読みに過ぎない。

組織力アップだけではなく、書物を読んだり知識を得ることは多くあります。

読んで終わりでしょうか。読んで判った、、、つもりにはなります。
読んでいるのは、知識のためで良ければ目的は完了かもしれません。

読んでいるのは、何かを変えるためなのであれば、、、、読んだことをきっかけにして行動するのが目的にかなっています。