古典の力、日本や中国の古典からチームや組織の力を高める言葉に焦点を当てています。
第四六弾、中庸から
誠なる者は、天の道なり。これを誠にする者は、人の道なり。
誠とは天の働きとしての窮極の道である。その誠を地上に実現しようとつとめるのが、人としてなすべき道である。
雲が密集すれば雨が降ります。雨が降れば地にしみこみます。川を流れます。判りきった道理です。
中庸では、天の道理、天の道を「誠」と呼んでいます。
天の道理である誠を現実の世界で実現しようと努力するのが、人としてのなすべき道であると説いています。
天の道理を自分がどう体現するか???宗教問答のようです。
道理と目の前の業務との関連性、ちょっとピンと来ないでしょう。
ただ、ちょっとした仕事がうまくいったり、チームワークがうまく行かなかったり、これも道理が関係しているかもしれません。
そして、古くから伝わっている道理、参考にしても良いのではないでしょうか。