問題について、今回は問題の本質を発見するヒントです。
問題解決に取り組む際に、様々な問題が出てきます。
営業目標が達成できないのが問題
プロジェクトの進捗が遅れるのが問題
生産性が上がらないのが問題
種々問題はあります。
何かの宣伝ではありませんが、問題は「元を断たなきゃだめ」のようです。
今見えている問題は、単に現象の一部かもしれません。
問題解決を図るワークショップで、いろいろなグループで様々な表現の問題が出ていたことがありました。
そして、よくよく話してみると別々のグループでお互いに話し合った訳ではないのに、
「コミュニケーションが取れていなかった」 という共通の認識に至ったこともあります。
見えている問題は、実は問題の一部、問題の別の見え方なのかもしれません。
では、問題の本質をとらえるにはどうすれば良いでしょう。
ヒントが2つあります
ひとつめは、
「問題の状況をとらえる」
ふたつめは、
グループの話し合いや一人で考える際、適度に「そもそも」なんで問題かを考える
ことです。
状況を正確につかみ、そもそも何で・何が問題かを考えると問題の本質、問題の根っこに行き着きやすいです。
では、そもそもといった考え方に習熟してい無い場合、問題の状況がとらえ切れていない場合はどうなるでしょう。
表面的なとらえ方になり、解決策も表面的となります。
そして、検討している当の本人は大丈夫なようで、解決策を実施した後に、別の問題が出てきます。
妥当な深さで問題の本質をつかむ。
意識してはいかがでしょうか。
ちなみに、妥当な深さでと言った理由は、あんまり深く考えすぎると「人とは、、、」といった感じの思考に陥るかもしれないからです。陥るようになりがちであれば、問題の検討範囲を意識すれば良いでしょう。