反省(01)言葉

反省「反省」に焦点を当ててみましょう。

反省しなさい!  と小学生時代に先生から言われたような、、、、、言われましたね。

でも、他人から反省を強要されても、なかなか反省しないものですね。
今でも、失敗すると、、、「あっ、しまった。」と心でつぶやいてしまいます。
ここで、「次からは良くしよう」と思うか「まぁいいか」もしくは黙殺するかの積み重ねで大きく変わってきます。

さて、

反省とは、広辞苑で

自分の行いをかえりみること。自分の過去の行為について考察し、批判的な評価を加えること。

とあります。

改めて分解してみると、特徴的なのは次のような言葉です。

自分の
 他人ではありませんね。

過去の行為
 未来と言うことではなく、自分が起こした事、行動ですね。

考察 (広辞苑)
 物事を明らかにするためによく調べて考えること。

批判 (広辞苑)
 物事の真偽や善悪を批評し判定すること。
 人物・行為・判断・学説・作品などの価値・能力・正当性・妥当性などを評価すること。
 否定的内容のものをいう場合が多い。

評価 (広辞苑)
 善悪・美醜・優劣などの価値を判じ定めること。特に、高く価値を定めること。

広辞苑の定義だけが真実、、、なのではありませんが、世に広まっている一つの見方です。

さて、ついでに漢字の語源を見てみましょう。常用字解です。


 崖の形と手の形、急な崖に手をかけて登ろうとして体がひっくり返っている状態。背く行為。


 呪術的な強い目の力で見回ること

「背いていないかぁ」「悪い子はどこだぁ」、、、なまはげみたいです。

何かに背いていないかを強力に見ている字義ですね。

2016年6月16日 | カテゴリー :