サーバントリーダーの活動は、グリーンリーフセンターというNPO活動を中心に全世界で行われています。
日本にも支部があり、サーバントリーダーシップの定義が掲載されています。
サーバントリーダーシップとは
リーダーである人は、「まず相手に奉仕し、その後相手を導くものである」という実践哲学
サーバントリーダーは、
・相手に奉仕する人
・相手への奉仕を通じて相手を導きたいという気持ちになる
・その後リーダーとして相手を導く役割を受け入れる
・他者に対する思いやりの気持ち、奉仕の行動が最初に来る
・常に他者がいちばん必要としているものを提供しようと努める
日本語原文は、グリーンリーフセンターを参照して下さい。
サーバントリーダーに導かれた人は、どうなるのでしょう。
我欲にとらわれないで、賢く、自律的に、自らも奉仕者として成長するとされています。
非常に、道徳的な姿のようです。
グリーンリーフの著書の中でも触れられていますが、この姿は仏教の八正道のようです。
八正道を一部、要約して紹介します。
正見 正しくものごとを見る
正思 正しくものごとを考える
正業 正しい行いをする
正語 正しい言葉遣いをする
正命 自分の仕事が人の命に貢献する
正精進 正しい努力をする
仕事を通して、リーダーシップを発揮するのに、人の貢献をする動きとして正しくあるようにする。
これが、サーバントリーダーシップのようです。
さらに加えるならば、フォロワーに唯々諾々となるのがサーバントリーダーシップではありません。
リーダーが意識的に主導権を持って「私はこう行くから、ついてきてくれ」とはっきりと示すのが、サーバントリーダーシップです。