サーバントリーダシップ(02)定義

サーバントリーダーシップサーバントリーダーの活動は、グリーンリーフセンターというNPO活動を中心に全世界で行われています。
日本にも支部があり、サーバントリーダーシップの定義が掲載されています。

サーバントリーダーシップとは

リーダーである人は、「まず相手に奉仕し、その後相手を導くものである」という実践哲学

サーバントリーダーは、
・相手に奉仕する人
・相手への奉仕を通じて相手を導きたいという気持ちになる
・その後リーダーとして相手を導く役割を受け入れる
・他者に対する思いやりの気持ち、奉仕の行動が最初に来る
・常に他者がいちばん必要としているものを提供しようと努める

日本語原文は、グリーンリーフセンターを参照して下さい。

サーバントリーダーに導かれた人は、どうなるのでしょう。

我欲にとらわれないで、賢く、自律的に、自らも奉仕者として成長するとされています。

非常に、道徳的な姿のようです。

グリーンリーフの著書の中でも触れられていますが、この姿は仏教の八正道のようです。

八正道を一部、要約して紹介します。

正見  正しくものごとを見る
正思  正しくものごとを考える
正業  正しい行いをする
正語  正しい言葉遣いをする
正命  自分の仕事が人の命に貢献する
正精進 正しい努力をする

仕事を通して、リーダーシップを発揮するのに、人の貢献をする動きとして正しくあるようにする。

これが、サーバントリーダーシップのようです。

さらに加えるならば、フォロワーに唯々諾々となるのがサーバントリーダーシップではありません。

リーダーが意識的に主導権を持って「私はこう行くから、ついてきてくれ」とはっきりと示すのが、サーバントリーダーシップです。