サーバントリーダシップ(06)気づき

サーバントリーダーシップサーバントリーダーの10の特徴についてコメントしています。

4番目は、  気づき  Awareness です。

様々な活動において、「気づき」が無いと行動はできません。

その中で、サーバントリーダー、奉仕型のリーダーの特徴として挙げられている「気づき」に触れます。

気づき まずは、広辞苑から

気が付く
・そのことに考えが及ぶ。気づく。
・細かなところまで配慮が行き届く。よく気がまわる。
・ぼんやりした状態、意識を失った状態から正気に返る。

aware  をコリンズで

・If you are aware of something, you know about it.
・If you are aware of something, you realize that it is present or is happening because you hear it, see it, smell it, or feel it.
・Someone who is aware notices what is happening around them or happening in the place where they live.

英語の方が、認知している、知覚しているといった意味が濃いですね。

さて、サーバントリーダーには、傾聴、共感、先見力といった特徴もあります。

良く傾聴すること、共感を持つこと、先見力・先見性を持つことは、何かに「気づく」ことが必要です。

そして、サーバントリーダーの気づきは、他人や周りに対する気づきに加えて、周りよりも「自分」や「自組織」に対する気づきを重要視しています。
自分に対する気づきを重ねるとどうなるでしょうか。
自分のこの行動はどうか (良いか悪いか、何にとって) ということに気がつき始めます。
そこで、倫理観や価値観まで意識するようになります。

では、気づきを高める方法とは、、、、、、
一つの、そして強力な方法として「今の行動に意識を向ける」という方法があります。
具体的に取り組むには、別の言い換えで理解したり、手順に沿った方が良いかもしれません。

これを意識し続けると、気づかなかったことに気づいている自分、、、、これに、それこそ気づくかもしれません。

何より、普段の職場や生活の中で「おや」と思うことが増えてくるのが自然かもしれません。