サーバントリーダーシップ(09)先見力

サーバントリーダーシップサーバントリーダーの10の特徴についてコメントしています。

7番目は、先見力・予見力 Forsight です。

ちょっとした出来事でも、そこから何かを感じ取って問題の芽への対策を打つ。
広がる可能性を考える。

先見力・予見力  例によって広辞苑から

先見
事があらわれる前に見ぬくこと。さきを見通すこと。

予見
事がまだ現れない先に、推察によってその事を知ること。予知。

コリンズです。

foresight

Someone’s foresight is their ability to see what is likely to happen in the future and to take appropriate action.

何が起こるか察知して適切な手を打つ

予見+布石 英語の方が手を打つ行動まで含んでいます。

サーバントリーダーに限らず、リーダー・上の立つ人は自分の家族・組織を守って、社会で活躍できるような動きをします。そのために、先を読みます。

例えば、二宮尊徳は茄子の不出来から飢饉を先読みして、芋を植えさせました。二宮尊徳の指導で飢饉対策のできた地域では大飢饉をしのぐことができました。

サーバントリーダーの特徴の中には出てきませんが、先見力のために必須なスキルがあります。

それが、  観察   と 想像(妄想でも結構です) です。加えて、特徴の4番目の気づきでしょうか。

目で物体を捉えても、見逃していると観察にはなりません。
違いを感じて、想像・妄想を広げると先が見えてきます。

5分後の予見のように、5ヶ月後も予見してみる努力をする、と一歩でもサーバントリーダーに近づけるでしょう