ビジョン共有の方法(18)連想を阻むもの1

ビジョン共有ビジョンの共有についていろいろと書き連ねています。

前回は「連想」について触れました。

ビジョンは未来の姿です。

未来はどうなるか判りません。そして、誰も見たことがありません。
見たことが無いものなので、どのようにでも設定することができます。

単なる欲求の姿ともできます。

自分にも、家族にも、かかわり合う人にも善くあれ、という姿を描くこともできます。

苦手なことを克服して花開かせるよう姿を描くこともできますし、
得意なことに磨きをかけて、見違えるようになることもできます。

そして、いつもは判らない隠れた得意なこと、苦手なこともあります。

企業人・組織人であれば、企業・組織の目指したい方向や考え方もあることでしょう。

現在置かれている状況もあることでしょう。

1人の将来と考えた場合でも、こういったことを想定しながらビジョンを作り上げるのは一筋縄ではいきません。
今だけにとらわれると、得意なことなど全部投げ出して今のことだけに集中するようになります。

「だけにとらわれる」ことが、連想を阻みます。

次は、人数が多くなった場合についてふれてゆきましょう。