ビジョンの共有についていろいろと書き連ねています。
今回も連想を促すものについて触れてみます。
今回は、「興味」について。
連想は、相手や対象について思いや考えがつながってゆくことです。
つまり、相手や対象に興味や関心が無いと始まりません。
興味が連想につながるキーワードは、、、、
「面白い」 です。
この言葉、どんな時に使っていますか?
「この映画、面白かったよ」
「このお笑い番組、面白かった」
「面白い体験をした」
語義としては
・気持ちが晴れるよう。愉快。楽しい。
・心惹かれるさま。趣向がこらされている。
・一風変わっている。滑稽。おかしい。
・思うとおりで好ましい。
(広辞苑)
こんなところです。
連想を促すという主旨からすると、「心惹かれる」といった意味で主に使うことになるのではないでしょうか。
「面白い」という言葉、特別な言葉ではありません。
いつも使っていると思います。
ひょっとすると、積極的に使っているかもしれませんね。
さて、連想を促すキーワードとして「面白い」という言葉を使う時は、例えばこのようになります。
「私は、○○と思っているんだ。」
「それは面白い。それで、○○は、、、」と言葉を継いでゆきます。
じゃんじゃん連想したい時には「面白い」を連発してみるのも一手です。
どんな発言でも「面白い」と発言して引き取って、「○○の点で面白いね。」と続けるとどうなるでしょうか。
相手の発言に対して、半ば無理矢理興味を持って、かつ肯定的に捉えられる理由を無理矢理発見しようと脳が駆け巡ります。
面白いと思うだけよりも発言することで連想は広がります。
さらに、発言を書いてみると、考えがより明確になります。
会話に限らず、色々なことに面白がる。
面白いと発言してみる。
面白い理由をくっつけてみる。
発言を書いてみる。
興味を持つと、さらに知りたくなります。
知ると可能性に気づきます。
「面白い」で興味を持つと、連想はもとより色々な可能性がひろがります。
言葉一つで、思考や行動を促すこともできます。
「面白い」という言葉、意識して使ってみるのも良いのではないでしょうか。