ジーシフトのブログです。
基礎知識やお知らせなど、いろいろと投稿していきます。
株式会社ジーシフト(G・Shift)
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古典の力、日本や中国の古典からチームや組織の力を高める言葉に焦点を当てています。
第六一弾、論語から
士は以て弘毅ならざるべからず。任重くして道遠し。
士人はおおらかで強くなければならない。任務は重くて道は遠い。
士は上位にある人、リーダーです。
リーダーは度量がひろくておおらかで強い、そんな人でなくてはならない。
リーダーの任務は重くて、その道は遠いから。
古典から見たリーダーの姿勢、その第二弾です。
徳川家康も似たような表現をしていますね。
重き荷物を負うて、、という感じです。
上に立つ人、上に行けば行くほど、その任務は重いものだと意識が必要です。
古典の力、日本や中国の古典からチームや組織の力を高める言葉に焦点を当てています。
第六〇弾、雑阿含経から
良馬は鞭の影を見て走り出す
良い馬は、鞭の影を見て走る
「一を聞いて十を知る」ということわざがあります。
ちょっとしたことを聞いただけで、たちまちいくつものことを理解了解してしまうということです。
易経では、兆しを観るという考え方もあります。
二宮尊徳も、米の不出来をちょっとしたことで悟って芋を作らせるように指導をしました。
何かの影みたいなことに反応して、考え動くことはリーダーにとって大切なことです。
この話四馬という話です。もう少し取り上げたいですね。
古典の力、日本や中国の古典からチームや組織の力を高める言葉に焦点を当てています。
第五九弾、論語から
子、四を絶つ。意なく、必なく、固なく、我なし。
先生は四つのことを絶たれた。勝手な心を持たず、無理押しをせず、執着をせず、我を張らない。
わがままの心を持たず、無理強いもしない。執着もしない。
孔子は、こういった点に気をつけて自分を律してコントロールしていたということです。
そのまま現代にも通じるのではないでしょうか。
古典の力、日本や中国の古典からチームや組織の力を高める言葉に焦点を当てています。
第五八弾、易経から
善を積むの家には、必ず余慶(よけい)あり。不善を積むの家には、必ず余殃(よおう)あり。
善を積んだ家ではかならず福が子孫に及ぶ。不善を積んだ家ではかならず災いが子孫に及ぶ。
因果応報、善因善果、悪因悪果です。
より正確には、善の積み重ね、日々の善の行いが福を呼ぶということです。
自分を省みると、思うところがじわっと出てくるかもしれませんね。
組織文化を育む上で大切なことがあります。
それは、 目的 (最近では パーパス の英語で有名になってきました)
を意識化、共有化することです。
そのためには、多人数で 目的に関する思いを共有することが大切です。
難しいようですが、シンプルに
大切なことは何だろう
といった問いかけから始めることができます。