組織の習い性(08)鈍感

組織の習い性組織の習い性 今回は「鈍感」です。

皆様の職場の言葉、どのような言葉が多いですか?

厳しい言葉、盛り上がる言葉、励まし合う言葉、などなど飛び交っていると思います。

「いいや、、、、、」
「だめなんじゃない、、、、」
「だめだね、、」

否定的な言葉が、まず、おもわず出てしまう職場もあります。

真っ当な指摘がある時もあるでしょう。

ただし、否定的で刺激的な言葉ばかりつづく職場だとどうなるでしょうか。

自分の家庭で、自分が子どもの頃、両親が否定的な言葉ばかりだと想像してみて下さい。
どのように反応しますか?

言葉にはしませんが、「判ったけど、もう黙っていてくれ」と自分からは黙り込んでしまう。
このような反応にもなるでしょう。

そして、否定的な言葉に対して表面的には鈍感に見えてしまう、ということになります。

職場でも同様で、否定的な言葉のオンパレードの場合は、表面的には否定的な言葉に鈍感になってしまうようになります。
従って、上司がきつく叱ったように考えても、部下としてはいつも否定的な言葉を聞いているので、それほど動かないようになります。

リーダー、管理職の皆様、叱咤激励しても部下が動かない、言葉に鈍感だと思ったら、

否定言葉を連発する

習い性が無いか、思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。