組織の習い性(11)朝令暮改

組織の習い性習い性、染みついた習慣的な行動様式のことです。

今回は 『 朝令暮改 』 について。

朝に命令して、夕方には命令を変える

これが朝令暮改です。

悪い上司のクセの代名詞のようです。
「言ったことをすぐ変える」、、、といった不満の声も出てきそうです。

朝令暮改、言ったことがすぐに変わるのは、良い場合悪い場合があります。

信念や思いや価値観があって朝令暮改するのであれば、それは良いことかもしれません。
状況が変わったのに言った命令を遵守していれば滅亡してしまうことにもなりかねません。

今回、習い性として出てくる朝令暮改とは、、、、

自分の「信念、思い、価値観」を踏まえずに朝令暮改する、命令や言っていることが変わる習い性です。

上意下達などで、抑圧をされすぎたり、ダメ出しばかりの環境でどうして良いかわからない人が多い場合は、指示や命令がくるくる変わることも多くあります。

その行動は、そもそもの目的に向かって、目標を達成できるような行動になっているのでしょうか。

行動をする際、変える際は考えてみても良いかもしれません。