NLP(01)NLPとは

NLPNLP(Neuro Linguistic Programming):神経言語プログラム という心理学的技法があります。

このNLP,一言にまとめると「コミュニケーションや思考を成功に導く心理学的技法」と言えます。

かなり大まかな言い方になりますが、それは以下の経緯からです。

NLPの発端は、1970年代初期のカリフォルニア大の言語学助教授(当時)のジョン・グリンダーと心理学科生のリチャード・バンドラーの、心理療法に対する考察から始まりました。

その当時の心理療法であるゲシュタルト療法等の著名な治療家の用いるパターンを見つけ、それを、他の人に伝達しようとしました。
ここに、理論的な興味は持ち合わせていませんでした。効果的な治療法を、役に立たせるために伝達することを主眼にしていました。
言い方を変えれば、19世紀末から20世紀初頭にアメリカで形成され、ヨーロッパにも出たプラグマティズム(実用主義)の表れの一つかもしれません。

当初、ジョンとグリンダーは、「どんな分野であれその道に優れた人々を研究して、そのパターンを学ぶ方法」を収集し、広めていきました。
そして、1976年に、この収集した技法に名前をつけました。

これが「神経言語プログラム:NLP」です。

さて、NLPを初めて知る際に良くだされるテーマがあります。
それは、人間はどこから情報を受け取るかということです。

視覚、聴覚、体感覚に大きくわかれます。この感覚のどこが強いかは個人差があります。情報を伝えたいのであれば、自分でなく相手が得意とする感覚に合わせた方が伝わりやすくなります。

2016年6月14日 | カテゴリー :