古典の力(04)本質と優先順位

古典の力古典の力、日本や中国の古典からチームや組織の力を高める言葉に焦点を当てています。

第四弾、大学から

物に本末あり、事に終始あり、先後するする所を知れば則ち道に近し。

ものごとには根本と末端とがあり、また初めと終わりとがある。何を先にして何を後にすべきかということがわかるならば、それでほぼ正しい道を得たことになるのである。

ものごとには本質・根本と枝葉末節があります。
そして、何かをするには一つしかできません。その時の優先順位が正しく判れば、ほぼ正しい道だと言っています。
リーダーシップを発揮する際、そして社会人としても、ものごとの本質を見極めて、優先順位を考えた行動は常に求められています。
ともすれば本質と優先順位は崩れることも多いかもしれません。
しかし、常に本質と優先順位を意識するよう心がければ、自分の行動もチームとしての能力も向上します。