古典の力(06)自分から

古典の力古典の力、日本や中国の古典からチームや組織の力を高める言葉に焦点を当てています。

第六弾、大学 第一章から

天子より以て庶民に至るまで、壱に是皆身を脩むるを以て本(もと)と為す。その本乱れて末治まる者は否ず。

天子から庶民に至るまで、(どのような身分にある人でも)同じようにみなわが身をよく修めることを根本とする。その根本がでたらめでありながら、末端がよく治まっているということは無い。

組織コンサルティングや研修などで、多くの方にお会いいたします。

「まず、部下をなんとかして欲しい」
「現場の力を発揮させてほしい」
「上司のやる気を無くさせる対応を変えたい」

など、たくさんの現場の問題を伺います。

そこで、様々な個人や集団でできるやり方や考え方をお伝えしたり、体感して活用できるような場や研修をさせていただきます。

学んだことはどのように活かされるのでしょうか。

そう、 自分から何かを起こす ことで変わってゆきます。

他人にばかり期待しても、 過去と他人は変わりません。

自分の中から、学んだスキルや知識、そして心構えなどの考え方も変わって(修めて)ゆくと末端のメンバーや部・課まで治まってゆきます。